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  • 執筆者の写真あさちゃん

くだものは いたがき 朝市店

  あさちゃんの朝市さんぽ(その3)

~庶民の野菜・果物はもちろん、味が全然違う日本の高級品までどうぞ~


当薬局の向かえにあり、いつも主婦で賑わっているお店です。店長の佐々木 伸彦さんにお話をお聞きしました。


-㈱いたがきの創業は?

仙台市内に明治30年に青果店を始めました。120年になります。朝市の店舗としては30年ちょっとです。

※㈱いたがき:仙台駅東口周辺の二十人町に本店を構え、エスパル内や三越にも店舗があり、贈答品のみを扱うお店や飲食店も合わせると17店舗を有する。



-スタッフさんの人数は?

パートさんアルバイトさん含め20人弱です。年末の繁忙期には5人から10人、アルバイトを募集します。



-仕入れに関してお尋ねします。いたがきさんの果物と言えば、高級品というイメージですが、仕入れのこだわりどありますか?例えば産地など。


庶民的な値段の品物だと仙台市場から仕入れがほとんど。三越などで取り扱っている高級品や仙台市場には出回らない物は、担当者が東京の大田市場でいたがき全店分を仕入れてきます。

また、品物によっては産地直送品もあります。尾花沢の契約農家さんのスイカや、山形の契約農家さんのりんごなど、全国各地のファンも多く大変好評をいただいており、そこにはオーナーさんのこだわりがあるそうです。



仙台朝市の中でも果物屋さんや八百屋さんはたくさんありますが、住み分けなど、意識しているところはありますか?(モットーなどあれば)


お客さんのほとんどは値段を見て買っている人が多いが、うちとしては同じものでも質にこだわって仕入れている。どうしても値段は高くなるが、味がぜんぜん違う。「秀」か「特秀」の物しか仕入れない。お盆やお正月、「お遣物」はみんな(朝市の他のお店にお勤めの方まで)それを求めて買いに来ます。



-この季節の旬のおすすめは・・・     

今年は西日本の豪雨と連日の猛烈な暑さで

いつものように品物が入ってこない。岡山の

シャインマスカットは水に流されてしまい、山梨などの桃も日焼けをし、ぶどうは黒くなるのが赤くなって売り物にならない。野菜も、高温と少雨で出荷が少なく、入ってきても暑さのため、その日に獲れたものでも日持ちがしない状況で、どれが旬とも言えない状況です。




-何かいいエピソードがあればお聞かせください。


朝市店でこだわってやっていることがあります。仙台市教育委員会や朝市振興会からの依頼で、小学生などの体験学習の受入れです。忙しい時期に受入れるのは、現場スタッフさん達も、仕事が増えて大変なのですが、

店長さんがこれだけは毎年お断りせずに

受入れをしたいと思って継続してきたそうです。

体験学習後に小学生からお礼状が届いたり、お母さんを連れて買い物に来てくれたりして、うれしいです。


そして「仙台市教育員会から表彰もされました。」とあさちゃんにうれしそうに表彰状や小学生からのお礼状を見せてくれました。











お店のバックヤードには

ツバメが巣を作っておりました。

ツバメの赤ちゃんが下を覗き込んで

スタッフさんの仕事ぶりを

監視しているようです♪


あさちゃんに

「これ1年目の巣、これ2年目、これ3年目」と

楽しそうに話す店長さん(*^_^*)


人柄がこぼれる数分間でした。



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